チャウチャウ犬と旅する。　～みちのく旅 その２～

うちの子・チャウチャウのエイドリアン(えいどん)を連れてのみちのく旅、今回は青森県十和田湖、奥入瀬(おいらせ)渓流周辺になります。その１はこちらから。

今回も大型犬が泊まれる宿や犬と行ける観光スポットの参考に、ついでにうちの子に癒されてください！

スタートは前日泊まった福島の宿から。目的地の奥入瀬渓流まで5時間はかかることになっていたので早朝出発。奥入瀬渓流を満喫した後は秋田県大館市の大滝温泉にあるお宿に泊まる予定。

さて、泊まってた猪苗代湖、磐梯山周辺のコテージで少し朝散歩をしてから出発・・・のつもりだったけど、外は氷点下に近い気温で車が凍るほど・・・お湯をかけて溶かさねばなりませんでした。
もちろんえいどんは平気でるんたった～♪と歩いてました。

車が解凍されたら出発出発～！

東北道で北上するので猪苗代湖、磐梯山エリアから福島西ICに向けて移動する途中で安達太良山を越えることになるのですが、山を越えると福島市のある福島盆地が広く見渡せて圧巻です。秋の早朝出発だったので雲海が見れてラッキーでした。

無事東北道に乗った後は休憩を取りつつ十和田ICを目指します。

まずは長者原SAへ。エイドリアンも朝ごはんです。最近のサービスエリアは大体ドッグランも併設されているのがありがたいです。誰もいなくてエイドリアンの貸し切りです。なぜか自慢げ笑

ドッグランをはしゃぐ子じゃないので出すもの出したら(←汚い)、ごはんごはん。

そんなこんなで寄り道しながら十和田ICを降りました。

ここからした道で1時間ほどで奥入瀬渓流の入口、子ノ口（ねのくち）へ。途中、峠から十和田湖を見渡せる展望ポイントがあります。

駐車場、トイレと売店もある展望台、十和田湖全体を見渡せるのでぜひ立ち寄ってほしいおすすめポイント。

そして、さんざん寄り道してようやっと奥入瀬渓流に着きました！

奥入瀬渓流は十和田湖から太平洋側へ流れる渓谷で、国の特別名勝及び天然記念物に指定されています。今回のみちのく旅の2大目的地の一つです。
とはいえ行くまでのイメージは十和田湖付近の綺麗な渓流というぼんやりしたもの。
行ってみたら、着いてすぐ車道の脇に渓流があって、めちゃくちゃ雰囲気ありました。紅葉と相まってなおさらキレイ。
パンフレットの言葉をそのまま借りるなら「日本でも珍しい、渓流と並んで歩ける景勝地」で、本当にその通りでした。普通渓谷と聞いてイメージするような谷間に流れる渓流を眺めるような歩道ではなく、歩道のすぐ隣が渓流で同じレベルを歩ける感じです。そしてその美しい景観をわんこと一緒に楽しめます。すばらしい・・・

渓流は車で20分ほどかかるくらい長く続いており、ところどころ滝などの名所があります。駐車中のぽつぽつと点在しているので、駐車して周囲を散策、戻って車で移動してまた散策ということができます。
エイドリアンが長距離歩くの苦手なのでつまみ食い散策ができて最高でした。

でも、どっぷり満喫するなら子ノ口から焼山まで通して歩くルートが絶対おすすめ(マップはこちら)。但し、通して歩くと14km、4～5時間のコースなので、健脚向きかもです。紅葉ど真ん中の時期はシャトルバス(有料)も出ているので行きは歩き、帰りはバスで駐車場に戻るということもできるそうです。2022年はこんな感じでした。

奥入瀬渓流を散策したあと、少し先にある法量のイチョウを見に行きまいた。
Google mapで見つけたところで、すごく立派なイチョウが写っていたのです。
イチョウはすごく立派で美しかったのですが、残念ながら紅葉はまだで青々としていました。
おかげで(？)、観光客は我々のみでのんびり写真撮影ができました～。

エイドリアンはすっかりリラックスモード、が行き過ぎて「僕は帰りません」モード・・・。

なんとか渋るエイドリアンを動かして十和田湖・奥入瀬渓流を後にしました。

今回は奥入瀬渓流しか行かなかったけど、十和田湖周辺はたくさん見どころがあるようです。犬と一緒に楽しめるものだと、リード付きでそのまま乗船できる十和田湖遊覧船、一緒に楽しめるカヌーツアーなどがあるようです。

今回のお宿は秋田県大館市の大滝温泉です。青森県で探したのだけど、なかなか大型犬が泊まれる宿が見つからず、ここにしました。
建物自体は古くからある旅館という感じですが、きれいに保たれていて特に不快に感じることはありませんでした。お部屋は畳の和室で、わんこも一緒に過ごせます。朝食は食堂、夕食は部屋食です。

お風呂に行く時など部屋に置いていかなければいけない場合はケージがあると安心です。

このお宿は2泊したのですが、ご主人も女将さんもとってもフレンドリーで、ちょっとしたお願いなども柔軟に対応してくれるし、とっても気持ちよく過ごせました。
秋田犬のりんちゃんが看板犬で、エイドリアンは警戒されてあんまり仲良くできなかったけど、ご主人の言いつけはしっかり守るとっても良い子でした。

次は白神山地へ向かいます。