プラバン製作における、ちょっとしたコツのお話です。
プラバン作品の製作にはいつも百均のプラバンを使用しています。百均以外のプラバンを使用したことがないので、他がどうかは分かりませんが、百均のプラバンは当たり外れがあって、焼成後の歪みがほぼないものと歪みがでるものがあります。(アルミホイルの使用や焼き方によってくっついたり丸まったりすることでできる歪みについては今回除外)
そこで、綺麗に彩色を完了し、焼成してから歪んでいたとなると悲しいので、作品制作に取り掛かる前にプラバンのサンプル焼成をすることをおススメします!
私はこのように1㎝角の格子を書いて歪みを確認しています。
こちらは肉眼で見る限り歪みはないようですね!
こちらはセリアの透明プラバンの一例ですが、横方向が長くなる歪みがありました。このプラバンを使って作品を作るときはシュッとスリムになるように絵を描いて、焼成後は普通のバランスになるように歪み補正をしています。
サンプルは歪み方向を忘れないように外袋に張り付けています。
ちなみにサンプル焼成をせずに意気揚々と作品を制作し、オーブンで焼き終わってから歪みがあったと気づいた、残念な例がこちらです。
ダイソーのシャンパンゴールドのプラバンをチャウチャウ型に切り取ったものです。残念ながら横長の歪みがありました。
こちらはダイソーの白プラバンに色鉛筆やパステルで色塗りしたものです。残念ながら斜め方向に歪んでしまいました。
歪みがあるものは焼成後の歪み補正を考えながら絵を描かないといけないので、少々複雑になります。すっぱり使用を諦めるか、多少歪んでもおかしくないデザインにするなど工夫してみてください!
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