熱がりもふもふ犬に便利なクールアイテム

猛暑も怖いですが、春先はすでにチャウチャウには暑い時期です。特に冬場の快適温度に慣れているチャウ達は暑くなりはじめる春先がこたえます。先代チャウのなつが亡くなったのも4月の暑さが原因でした。
そこで、この記事ではわが家でやっていることや、他から聞いていいなぁと思った対策について紹介します。

散歩で役立つクーリングアイテム

猛暑の時期は時間はわずかですが、うちの子達に散歩は欠かせません。準備と片付けの方が時間かかってるんじゃないかってくらい万全に準備して散歩に出てます。

クールネック

保冷剤を3~4個入れられるものを利用しています。水で濡らして冷やすタイプもありますが、毛深いチャウには利かないんじゃないかと思って保冷剤のタイプにしています。保冷剤を3~4個入れられます。

クールネック付けたエイドリアンとティティ

クールベスト 

ワークマンで見つけたアイスベスト(ICEVEST)が優秀です!大きな保冷剤を背中に2つ、小さいものを脇に2つ入れられる、働く人間用のクールベストで、成人男性も着れるくらい大きいので、チャウももちろん着られます。うちの子だとエイドリアンがサイズぴったりで、なつやティティには大きすぎるので脇を詰めて使用しています。
散歩後にクールダウンしやすいように散歩前に保冷材もセットした状態で家に置いて散歩に出ています。

専用の保冷剤が温まりにくい構造でとても良いのですが、そのままセットすると注意書きが背中側から透けて無骨に見えるので、保冷剤にカッティングシートを貼ってベスト本体にに百均のかわいい刺繍を張り付けて使用しています。

濡らして使うクールウェアなども利用されている方は多いですね。水が蒸発する気化熱で体温を下げるという仕組みですが、やはり毛深すぎのチャウにはあまり効果がないんじゃないかと思ってうちでは使っていないです。サマーカットとセットだと相性良いかもですね!

飲み水と折り畳み水入れ 

ペットボトルと百均の折り畳み水入れを利用しています。足りなくなることもあるので飲み水用とおしっこ流す用は分けています。寒い時期もですけど、夏場は特に多めに飲み水を持ち歩くようにしています。

折り畳み水入れ

サマーカット

アイテムじゃないですが、サマーカットで毛を短くして熱を逃がしやすくすることも有効です。しかし、これは賛否両論あり、犬種よっても向き不向きがあるので、いろいろ調べてみてください。

うちでは、チャウチャウは皮膚が弱いという特性があるため、紫外線が直接当たらない方を優先して大々的なサマーカットはしていません。中途半端に短くしても、アンダーコートがそのまま残っていれば見た目だけスッキリするだけで放熱には効果が薄いと考えています。
当面はこのままカットしない、もしくはお腹側だけのカットにするつもりですが、シニアになって体温調節が難しくなると、短く刈ってしまって、紫外線避けや寒さ対策は服を着せることで対応しようかなとも思っています。

車内の暑さ対策

夏場の車でのお出かけはなるべく避けていますが、通院など、どうしても車に乗らなければいけないことがあります。なるべく早く、効率よく温度を下げる方法をいろいろ調べてみました。

こちらの記事が写真も載っていて分かりやすかったです。以下に要点だけ。

出かける前

  • 車体に水を掛ける(打ち水)
  • 濡れタオルで車内を拭く
  • ドアの開閉で空気入れ替え

運転(乗車)中

  • エアコンオン…始動時は外気導入、空気が入れ替わったら内気循環
  • 車載扇風機オン
  • 送風クッションオン…これは記事には載っていないですが我が家で導入したアイテム。空調服みたいな送風機が付いていて寝そべっている面の蒸れ対策に。

駐車中

  • 駐車時はなるべく日陰を選ぶ
  • フロントガラスと日が当たる側の窓にサンシェード
  • 窓を少し開けておく

涼しい環境づくり

常時クーラー+サーキュレーター

もふもふ犬は湿気が特に大敵なのでクーラーだけじゃなく扇風機やサーキュレーター(できれば業務用)との併用がマストです。
設定温度はその子その子に合った温度を見つけるのが良いのかなぁと思います。温度を下げすぎで外との寒暖差が激しくなるのも良くないみたいです。散歩など、どうしても外に出るタイミングがあるので。

アルミプレート

エイドリアンとティティは散歩帰りなど特にアルミプレートがあるところを選んでヘタっているので気に入っている模様。なつは金属カチカチ鳴るのが嫌いだったので、アルミプレートは避けていました。

水分補給

特にシニアに足突っ込んでいるエイドリアンは水飲むのをめんどくさがってあまり飲みません。なるべく飲もうとするようによく居る場所には水入れを置いています。それでも飲む量が少ないので、フードを上げるときにスープ状態で水(お湯)を入れて飲ませています。

氷枕、ペットボトル氷

外で日向ぼっこしたい時など、空調が効きにくい場所では氷枕やペットボトルを凍らせたものを寝そべっているすぐそばに置いてちょっとでも冷やしたりしています。使いたい時にすぐ使えるように、夏場は冷凍庫に常備するようにしています。

凍らせたペットボトルで涼むなつ

緊急時対策

夏場の停電対策 

真夏に空調が利かなくなることほどチャウの家族にとって恐ろしいことはありません。災害にあって、停電になってしまったらどうしよう…という思いは常にあります。。
発電機など自家発電できるものを常備できたら最高ですが、場所も値段も悩ましくてうちでは用意できていないです。代わりに対策として、冷凍庫に2ℓペットボトルの氷を数本常備しています。雀の涙程度かもしれませんが、ないよりましかなぁと。。

留守中の停電

基本的にはクーラー、サーキュレーターを付けっぱなしにしていますが、留守番させている間に災害発生で停電するなど空調が止まってしまった時に備えての対策で、インスタグラムでフォローしている海外のチャウチャウブリーダーの方が推奨されていたのが、足が浸かれる水場、濡れタオルを置いておくことです。土足な海外ならではかもしれませんが、広いサークル内など場所を限定できたらいいかもしれないなぁと思いました。湯船に溺れない程度の水を張っておくのも良いかもしれません。
ペットカメラなどを設置して様子が見れるようにしておくのも良いですね~

熱中症

熱中症かなと思ったらできるだけ早めに体を冷やしてあげましょう。本当に熱中症になってしまったら、チャウチャウみたいなもふもふ犬はクーラーごときじゃなかなか体温が下がりません。なので熱中症の恐れがあったら水をかけるのが一番みたいです。もし熱中症じゃなかったとしても濡らして乾かせば良いくらいの身軽さで早めに水をかけてあげてください。

なつの時はなつ自身が水に濡れるのを極端に嫌うというのもあって躊躇してしまったと、熱中症の判断もできず対応が後手に回り、今でも後悔しています。水が極端に苦手であればべちゃべちゃに濡らしたタオルをかけるのでも良かったかなと思っています。

さいごに・・・

暑すぎて体に熱がこもった結果が熱中症です。熱中症にならないような対策を日頃からしっかりと、万が一熱中症になってしまった時の対策を予め考えておくことが大事です。

熱中症の初期症状に舌が紫色になるチアノーゼがありますが、チャウチャウは舌が紫なので、チアノーゼが分かりにくいです。いつもより赤くなったら寧ろ危ないサインです。

犬種によっても対応は変わってくると思いますので、自分の子にどんなことができるか予め対策を考えてみると良いと思います!

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