我が家のチャウチャウ・エイドリアンに、てんかん発作が見られるようになりました。
この記事は、これまでの発作の様子や対応、そしてまだ模索中の工夫についての記録です。
同じように発作を持つわんこや飼い主さんに「こういうケースもあるんだ」と参考になればうれしいです。
(※私は医療従事者ではないので、あくまでいち飼い主としての記録です。)
はじめに
エイドリアンの発作に最初に気づいたのは6月末のことでした。
横になって寝ていると思ったら、突然そのままの体勢で10回ほど吠え続けたのです。普段の寝言や寝ぼけとは明らかに違い、「これはただの夢じゃないのでは?」と違和感を覚えました。実際には吠える前に手足の痙攣があったのだと思います。これが最初に感じた“異変”でした。
それをきっかけに、「発作とはどういうものなのか」「犬のてんかんにはどんな分類があるのか」「原因にはどんなパターンがあるのか」といった点について、獣医師監修の記事にもあたって調べ始めました。たとえば、こちらの記事では、特発性てんかん・構造性てんかん・反応性発作といった分類がわかりやすく解説されており、診察を受ける前の知識としてとても役立ちました。
発作の経過と診断
- 6月末:異変に気づき始める
- 7月:動画で発作を確認し、てんかんを疑う
- 7月末〜8月:診察・検査の結果、炎症や腫瘍は見つからず「特発性てんかん」と診断
- 8月:抗てんかん薬(コンセーブ)を開始
発作を確実に記録できるように見守りカメラも設置しました。そのおかげで気づける発作が増えた面もありますが、投薬後は発作の頻度が減ってきており、効果を実感しています。ただし同時に呼吸音の変化や咳き込みなど、副作用と思われる変化もあり、引き続き注意深く観察しています。
エイドリアンの発作の特徴
エイドリアンの発作は、毎回リラックスして寝ている時に起こります。発生前の様子は完全に横たわっている時、上半身伏せている時、後ろ脚も伏せしている時と様々ですが、発作時の様子は大体同じで、いわゆる「全身発作(全般性発作)」と呼ばれるもののようです。
発作のパターンと動画
エイドリアンの症状はこんな感じです。
- 前足をクロールするように前後に動かし、後ろ足はお腹側へ反らせる
- そのまま数回〜10回近く吠えてから起きることもあれば、静かに覚醒することもある
- 覚醒直後に失禁を伴うことが多い
- 発作から起き上がるまでの時間は10〜20秒前後
最初は夢を見ているのか、足が攣っているのかと思いましたが、繰り返し同じ動きが起こり、さらに失禁が続くことから、ただの寝ぼけではないと分かってきました。
エイドリアンの典型的な発作パターンがこちらです。苦手な方は再生をお控えください。
わが家での対応
現在行っていることは以下の通りです:
- 発作の様子を動画で記録
- 発生日時や持続時間をメモに残す
- 夜間は見守りカメラを設置
- 発作時は周囲を片付け、安全を確保して静かに見守る
- 失禁が多いため、マナーベルトやシーツで工夫
- 可能性のある原因を減らす自然派ケアの工夫(下記参照)
発作そのものを止めることは難しいですが、記録を続けることで獣医師さんに具体的に伝えられる材料になると実感しています。
周囲の安全の確保について、うちの子の場合は発作が寝ている時に起こることと、発作中に動かないのであまり気にしていません。もともと段差もあまりない環境です。しかし、起きている時に急に倒れる子もいますし、発作中動き回る子もいるので、ぶつかったり落下することのないよう危険でない環境づくりが大事みたいです。
フェラリア予防薬、ワクチン接種を減らす工夫
エイドリアンの発作は「特発性てんかん」と診断されており、はっきりとした原因は分かりません。
一方で、ネット上では「ワクチンや駆虫薬の添加物が神経に影響する可能性があるのでは」と考える方もいるようです。現時点で明確な科学的根拠があるわけではありませんが、長期的な影響についてはまだ分かっていない部分もあるのかなと思っています。
混合ワクチンについては、種類によっては一度免疫を獲得すれば長期間維持できるものもあると言われています。副作用や添加物も気になるため、今後は抗体検査の結果を確認してから必要な場合だけ接種する方針にしました。
フェラリア予防薬については、蚊が発生する時期には投与を続けています。ただし必要最低限の量にするため、体重に応じて調整して与えるようにしています。
ノミ・ダニ予防についての工夫
エイドリアンの発作が出始めた時期と、ノミダニ駆虫薬を使っていた時期が重なったため、神経疾患への影響の可能性を考え、今は代替手段を試行中です。
- ヒバ油スプレー:散歩前に足元を重点的に、顔周りは手に付けてから撫でるようにして使用
- TICKLESS(超音波デバイス):ハーネスにつけて野外活動時に使用
- 珪藻土パウダー:食品グレードのものを家の周りに撒いて環境対策
※ 珪藻土の細かなギザギザが虫を捕えて乾燥させることで駆除できるそうです。食べると体内で虫を駆除できる効果もあるみたいですが、まずは人がサプリのように食べてみて様子見をしています。



完全に薬の代わりになるものではありませんが、できる範囲でリスクを減らしつつ、犬の体にやさしい方法を探している段階です。
まだまだ模索中
てんかんは「この方法で必ず改善する」というものではなく、犬それぞれの症状や体質に合わせて工夫が必要だそうです。
エイドリアンの場合も:
- どんな時にどのくらいの頻度で発作が出やすいのか
- 薬がどのくらい効いているのか、副作用はないか
- 食事や生活リズムで工夫できることはあるか
- 自然療法や補助的なサポートでできることはないか
こうした点を一つずつ探りながら、少しでも快適に過ごせる方法を探しています。
同居犬・ティティの反応
興味深いのは、発作の時に必ず最初に気づくのがティティだということです。
- ヒトがそばにいる時 → 「何かあった?」と最初にクンクン確認して、そのあとはスッと離れる
- ヒトがいない時 → エイドリアンが落ち着くまで、そばでじっと嗅ぎながら見守っている
犬には人のてんかん発作を匂いで察知できる可能性があるという研究報告もあるそうです(NHK特集記事より)。ティティも、もしかすると「匂い」で発作の異変に気づいているのかもしれません。
家族として、一番身近に寄り添ってくれる存在の行動は、とても心強く感じます。
実際のティティの動きがこちらです。発作の症状が映るので、こちらも苦手な方はお控えください。
まとめ
エイドリアンの発作は、寝ている時に起こる全身発作タイプ。
現在は薬でコントロールを試しつつ、生活環境や虫よけなども工夫して、少しでも負担を減らせるよう試行錯誤しています。
てんかんは「治す」というより「うまく付き合っていく」病気。
同じように悩む飼い主さんに、「こんな工夫をしている子もいるんだ」と参考になればうれしいです。
これからも経過を記録しながら、エイドリアンとティティと一緒に模索していきたいと思います。
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