寒くなってくると、毛糸の質感が恋しくなります。
今回は、直径3cmほどの小さなぽんぽんをつないで作るネックレスの紹介です。
クリスマスカラーで作ると冬の装いにぴったりで、コートやニットにもよく映えます。
色を変えれば日常使いや春色アクセにも応用できるので、アレンジの幅も広い作品です。
わんこやキッズはもちろん、色やサイズ感を調整すれば大人にも!


材料
- 毛糸(余り毛糸、半端な糸でOK。今回はクリスマスカラーを使用)
- タコ糸や刺し子糸など強い糸(ぽんぽんをつなぐ用)
- はさみ (手芸用のカーブ刃のハサミがベターですが、紙切りバサミでも大丈夫です)
- とじ針
- ポンポンメーカー、またはフォーク(どちらでも可)
写真のぽんぽんネックレスは緑が約50g、赤が約35gでした。直径20㎝くらいあるので、大人でも着用できるサイズです。1玉30gの毛糸だと2玉必要になりますが、一つ一つのぽんぽんは小さく2g未満なので余り毛糸や半端な糸が活用できます。
たくさんの色を混ぜてもかわいいのはぽんぽんの魅力です♪
余り糸の活用例については、タペストリー(https://qooro.tokyo/handcraft/weaving/)や手紡ぎ糸の活用例(https://qooro.tokyo/handcraft/handspunyarn/)も参考にどうぞ。
作り方
基本の作り方はとてもシンプルです。
3cmくらいのぽんぽんを必要な数だけ作って、並べてつなぐだけ。
今回の作品は、だいたい 30個弱のぽんぽんを使っています。
ぽんぽんは、市販のポンポンメーカーを使うときれいな丸い形に仕上がりやすいですが、
フォークや段ボールでも代用できるので、気軽にスタートできます。
- 毛糸をフォークやポンポンメーカーに巻きつける
- 真ん中をぎゅっと結ぶ
- 端をカットして丸く整える
- 必要数作ったら、中心を糸でつないでいく
フォークで作る場合は、フォークの幅によりますが、丸く整えるとだいたい2.5cm程度のぽんぽんになります。

巻き回数の目安
今回のぽんぽんは 直径3cm台 の仕上がりを想定して、
- 並太毛糸なら約30回
- 中細毛糸なら約60回
を目安に巻いています。
毛糸ごとに癖や太さが異なるため、参考の回数として調整しながら作ってください。
つなぐ糸について
ぽんぽん同士をつなぐ際は、タコ糸など強度のある糸がおすすめです。
ぽんぽんを作る工程でも使えますが、小さいサイズのぽんぽんであれば、毛糸や刺し子糸でも十分です。
タコ糸の場合、糸そのままだと太くて扱いにくいので、
撚りをほどいて1本にして使うと操作しやすくなります。
手順まとめ(ざっくり)
- 毛糸をフォークまたはポンポンメーカーに巻く
- 中央を強い糸でしっかり結ぶ
- 端をカットして形を丸く整える
- 同じサイズのぽんぽんを必要な数作る
- 毛糸を掻き分けて中心を通し、糸でつないでいく
- ぎゅっと寄せて長さ調整し、結んで完成!
つなぐときの注意点(ここ大事)
ぽんぽんを並べてつなぐときには、次の2点を意識すると仕上がりがきれいです👇
① ぽんぽんの結び目に干渉しない中心位置に糸を通す
毛糸を掻き分けて、ぽんぽんをまとめている糸の部分を避け、その輪っかの中心に通してつなげていくと、形が崩れにくく安定します。
② 糸を長くしすぎない & ぽんぽん同士をぎゅっと寄せる
糸が長いと、使用しているうちにぽんぽんが偏り、すき間から糸が見えてしまうことがあります。
最初は「少し狭いかな?」くらいに寄せて固定するのがちょうど良いです。


アレンジのアイデア
- ぽんぽんをぐるりと全周にすると
→ あたたかくてかわいらしい雰囲気に。冬の主役アクセにぴったり - ぽんぽんを5~6個だけにして、革ひもやワックスコードと組み合わせると
→ 大人っぽくて普段使いしやすい雰囲気に。シンプルニットのアクセントにも◎ - 色をテーマカラーにそろえる
→ 推しカラー、うちの子カラー、季節色(春色・夏の寒色など)で雰囲気ががらりと変わります


シンプルニットに

チャウチャウ・ティティに
まとめ
小さなぽんぽんでも、数を並べることで存在感のある作品になります。
材料も毛糸と針と糸だけで、道具がなくてもフォークで気軽に作れるのも魅力です。
冬の装いのアクセントに、あったかいぽんぽんネックレス
ぜひお気に入りの色で作ってみてください。


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