このページでは、犬や猫のクリンと巻いた尻尾・巻き尾をぽんぽんで表現したくて辿り着いた方法について紹介します。
実際の巻き尾みたいに1周した尻尾ではなく三日月みたいなソフトめの巻き尻尾です。
普通のぽんぽんの作り方だと、丸くできたぽんぽんをカットしてある程度形を整えることができますが、毛糸を結んだ部分より深くカットすることはできないので、三日月状の形を作ることはできません。
そこで長細いぽんぽんを作って尻尾の反り返りを表現することにしました。
長細いぽんぽんの作り方はいくつかあり、単純な方法は丸く作ったぽんぽんを糸で繋げる方法ですが、
今回はなるべく工程を省くために、カットする前のポンポンメーカーに巻いた状態で複数箇所を結ぶ方法を紹介します。
目指す仕上がりにより巻き数は異なりますが、今回はチャウぽんぽんの場合で説明します。
(参考写真がいろんなチャウぽんぽんで色がバラバラです(;´・ω・))
まず、30回ずつ3箇所に分けて巻きます。
巻く時にキツく巻きすぎると後で針が通らなくなるので注意してください。
巻き上がったら3箇所を結んで繋いで行きます。糸を針に通して輪っかにした状態で一つ目の束をくぐらせます。くぐったら出来るだけキツくなるように結びます。
次の束を潜らせて結び、最後の束も同様に結びます。
結び終わったら通常のぽんぽん作成時と同じように外側をカットしてぽんぽんメーカーから取り外します。ぽんぽんメーカーを使用しているので、内側に巻いた形の長細いぽんぽんができます。
分かりにくいですが、こんな感じです。
余分な毛糸をカットして形を整えていきます。チャウのフサフサ尻尾を表現するために尾の先っぽに向けて毛糸を多めに残すようにカットし、逆に内側に巻いている方は短くカットします。
今回作ったのは尻尾なので、紐はそのまま残しておき、本体との接続に使います。
本体と繋げた後、全体のバランスを見ながら形を整えて完成です。
ぽんぽん尻尾のコツ
長いぽんぽんを作る時、構造としては丸いぽんぽんを複数繋げた形となるので、連結部同士の間がゆるいと自立できないよれっとした尻尾になります。キツすぎるとほぼ丸いぽんぽんになってしまい、長細い形になりません。
ちょうど良い長さはいろいろやってみるしかないのですが、チャウぽんぽんを作る場合は、ぽんぽんメーカーに沿った長さにするとちょうど良いです。
同じやり方で作ったチャウぽんぽん以外の尻尾はこんな感じです。猫尻尾も同じように作っています。
コメント