余白なしのスッキリした見た目のプラバン作品を作るめ、プラバンを精細にカットする方法の紹介です。特別な器具は不要で、使用するのはハサミとカッターだけです。
プラバン作品を作る際、プラバンに印刷したりイラストを描いた後、オーブンなどで焼き縮める前にカットする工程がありますが、ここで余白なしにカットしておけば完成した作品がフチなくスッキリとしたものになります。
モチーフの輪郭のフチでカットしたり、中抜きをするにはハサミだけだと難しく、最初はQooroもコツが分からなくて、よく割ってしまいました。
詳細は後で記載しますが、まずは簡単にコツをまとめました。
プラバン・精密カットのこつ
- ハサミの先端でカットしない。
- ハサミでカットは刃をまっすぐ当てて切れる範囲まで。
- ハサミが届かない奥まった部分はデザインカッターで強くなぞり、手で割るように切断する。
- 切断面にバリが残った場合はカッターで切り落とす。
では実際にカット工程を追いながら紹介したいと思います。
今回作るのは完成品わずか7㎜の黒猫ちゃん。プラバンはダイソーのシャンパンゴールド地のものを使用しています。焼くと金色になるタイプで黒猫の目が光れば良いなと。
まずははさみで大まかにカット、それからイラストの際を少しづつカットしていきます。
ハサミの刃をまっすぐ当てて切れるところまで慎重にカットを進めていきます。
ハサミの先端でのカットはNGです。プラバンが割れてしまいます。
ハサミの刃が届かない所はカッターで。デザインカッターの方が扱いやすいです。
一気にはカットできないので、強く切り込みを入れていくイメージです。
切り込みを入れたら手で傾けて割りような形で余白を取り去ります。
バリが残ったらカッターでバリも取り去ります。
バリのように目立つ部分はカッターを当てて取り去りますが、多少ざらざらしている分は、焼成時に分からなくなるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
こちらがカット後のプラバン黒猫ちゃん。2㎝弱くらい。
裏面はこんな感じ。カットする過程でかすり傷のようなものができていますが、実際の割れ目でなければ焼成後に分からなくなります。
オーブンで焼いて、完成。約7㎜のミニミニ黒猫です。
こちらは裏面。小さな傷は残っていません。
完成品はレジン作品のパーツに使いました。レジンを流すための蝙蝠型の枠もプラバンで作ってます。
もうとっくに過ぎ去ってしまいましたが、ハロウィンですね~。
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