ぽんぽん作品 ‐ ギャラリーと材料・道具の話 –

ここでは毛糸で作成した動物ぽんぽんの作品を紹介します。ぽんぽんはニット帽などの上に付いていたりするフワフワのあれです。ポンポンはボンボンとも呼ばれますが、元はフランス語由来みたいですね。こちらではひらがなの「ぽんぽん」で統一する予定です。英語だとpompom、pompon、pom pom、bombom、bom bomとスペース有り無し、”m”だったり”n”だったりバリエーションがありますが、「pom pom」が一番一般的だと思われます。

基本の作り方はこちらのページにまとめています。

ギャラリー

これまで作成した作品ギャラリーです。作り方などの関連ページをリンクさせています。

最初はtrikotoriさんの「犬ぽんぽん」という本を教科書にして、柴犬やハスキー、ミニシュナなどを作りました。その後は完全オリジナルだったり、教科書を参考に色や模様をアレンジして創作したりしています。

チャウチャウは主にうちの子、猫やブルさん友人の子、チョビやシュミルは漫画などの二次創作品ですね。まとまりがないですが…

材料の話

ぽんぽん製作を始めたころは、毛糸は家に余っていたものの他は大体百円ショップ(以下百均)で調達していました。百均の毛糸はカラーバリエーションが豊富で、百円とお安い分量は少ないのですが、ぽんぽんは使用量がそこまで多くないし気軽に買えるという点で今でも重宝しています。

毛糸は素材がアクリル100%のものから、アクリル・羊毛混ざったもの、羊毛100%のものと、糸の太さが細い、厚いなどの違いがあります。どれでもぽんぽん製作はできますが、個人的な好みは羊毛100%です。ニードルで差し込む際、アクリルより羊毛の方が絡みが良くまとまり、アクリルはボワッと広がる傾向にあります。また、アクリルはカットした微細な毛が静電気で貼りつきやすい、マイクロプラスチックゴミになるので、なるべく使わないようにしています。

毛糸の他の材料は、一部で羊毛フェルト(もしくは犬毛フェルト)、毛糸を巻いた後まとめるのに太めの糸、ひげ用のテグス、そして目玉となります。
目玉は市販のぬいぐるみ用のものや、紙とレジンと爪楊枝で自作したり、押しピンにアクリル絵の具を塗って自作したりしています。

道具の話

ぽんぽんを作るときのベースとなるぽんぽんメーカーは百均セリアのものとCLOVERの各種サイズを使い分けています。それぞれ一長一短があるのでどちらが良いとは言い難いです。違いは別記事で紹介できればなと思っています。

ポンポンメーカー

次に、犬のマズル(鼻回り)などを形作るフェルティングニードルと、毛糸をカットするハサミです。

ハサミがかなり重要で、切りにくいものはぽんぽんを整えるのも大変です。一番最初の製作には、家にあった普通の紙用ハサミを使っていましたが大変使いにくく、いろいろ試行錯誤の末、今は工程、切る場所によって複数のハサミを使い分けています。


最初は力の要る作業用と細かい作業用の2種類あると便利です。

力の要る作業で手軽に調達できる百均ハサミのおすすめはカーブ形状の刃先のハサミで、ハサミの先端部まで同じ力で切り抜くことができるので、ぽんぽんメーカーに巻き終わった後の切り開きなどで活躍します。

ベルヌーイカーブのハサミ
ベルヌーイカーブのハサミ

百均製のハサミはアタリハズレが大きいので、運よく良いものに当たると十分使えるツールになるのですが、ハズレの場合は同じ形状でも切れ味が悪いです。確実な切れ味を求める場合は切れ味の良い手芸用のハサミを調達しましょう。

毛先を整えたり細かな作業には先端が細く刃全体がカーブしたハサミが便利です。細い刃先はポンポンの細かな造形向いており、カーブはほぼ球体であるぽんぽんの形に沿って切ることができます。
最初に購入したカーブ刃のハサミはAmazonで1100円くらいでした。使用しているとわずかに切りにくい場所が出てきたのですが、この価格での品質としては満足しています。

差し目の製作時など他にもいろいろと道具を使っているのですが、折に触れて別の記事で紹介できれば良いなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました